SAL50F14Zで撮った尾道写真パート2であります。
撮っている時は、派手にガーン! とぶっ壊れている建物があるでもなし、スナッパー的には「きれいなところだね……」と淡々と撮る感じでよく分からないのですが、帰ってきて現像してしばらく経ってから見ると、実に写真映えする町なんだなあというのが分かります。
思い返してみると、空気がきれいで爽やかで、町の人達がストレンジャーである我々にもほどよい距離感で放っておいてくれてよかったなあ、という感じ。
SAL50F14Zは、あくまでキチキチキチキチと良い仕事をしてくれています。情緒が写りにくいといえば写りにくいかな。いい加減なところがほとんどない最高に優秀なレンズなので、昔っぽさみたいなものはあんまり写りません。
そのあたり、純粋に高性能なら良いのか? という問題が見えてまた面白いなと思う次第です。どのレンズも被写体は選ぶということでしょうね。