Planar T* 1.7/50 AEJで撮る紅葉には少し早い東京駅周辺
先日、個人レッスンしてほしいという依頼があったので東京駅へ行ってきました。
ちょうど一月くらい前でしょうか、肌寒くなりかけの、でも厚着をするほどではない感じ。

光が冷たくなってきた感じがちょうどAEJにぴったり来ていたような気がします。


貧プラらしい、ある意味そっけない写りの中にカリカリと細かく描写する感じがぴったりです。これがEマウント用SonnarのSEL55F18Zなんかになってくると、そっけなくてカリカリしているのは同じなんですがもっと整理されていくんですよね。あと立体感の出方が違う気がします。
このブログ、Zeissばかり使っていますが、さすがに同じ傾向のレンズばかり使っているとだんだん目が馴染んでしまうので、ちょいちょい関係ない、といいますか違うレンズも使うようにしています。
先日はSony用フルサイズEマウントの純正SEL24105G、F4通しの標準ズームを使ってみたのですが、まーよく写ります。
写りますが、味はまったくないんですよね。Sigmaと比べればまだ情緒的な写りに見えますが、感情を廃した高性能マシーンみたいな写りを見ていると、一体これで何を撮ればはまるんだろう、と興味が湧いてきたりします。いわゆる典型的な風景写真を撮ったりするなら、情緒よりも何よりもまず周辺までびっちり解像しきることの方が大事な局面も多いでしょうから、有用なんだと思います。
しかし、私の場合、特にスナップのように中距離、立体感込みで撮るのがメインの場合は、あまり高性能である必要はないんですよね。
最近も「仕事に使えるから!」と念仏のように唱えながらAマウントの標準ズーム、SAL2470Zを買いましたが、それですら高性能過ぎて「スナップではここまで写らんでもええな」と思う始末です。
そちらで撮った写真もまた記事としてアップしますね。すごいレンズですよ。