snap : SAL135F18Z and the steel factory

何かの取材撮影のついでだと思うのですが、工業地帯へ出かけてちゃちゃっと写真を撮ったのが出てきました。レンズはSAL135F18Z。Aマウント用のSonnar 135mm F18です。

安くて新品で14万円弱というのが相場のようでして、もっと出せばコシナのAPO付きのSonnar 135mmが手に入りますが、そちらを買わずにAマウントの方を選びました。

理由は単純に、私が135mmで撮るのはほぼ人物で、しかも長めを使うのはだいたい女性と決まっているので、より写りが軽い方が良かったのです。
AマウントのZeissすべてに共通するのが、さらさら軽い写り……という表現だとコントラストが低いように聞こえるかもしれませんが、コントラストは高いんです。色もちゃんと濃いんであります。

が、やっぱり一言で表現するなら腰の軽い、明るい写りといって良いでしょう。コシナZEはどっしりした重厚目の写りをします。

 

 

 

Zeissの表現で「こってりした色」というのが随所で見られますが、あれ難しいんですよね。
露出をアンダー目にしたときに良い感じに「見える」レンズの場合は、そもそも露出をアンダーにしているので絵として重厚になるのは当然でしょ。
なので、露出をアンダー目にすれば色も濃いので余計に「こってり」になるのは当たり前であります。

 

 

ただ、レンズレビュー情報って文字としては等しく日本語なり英語なりを使われて書かれていても、撮る人の習熟度がどれくらいなのか、そういった露出と色と印象についてどれだけ知見があって書いているのかが分からない、下手をすると作例すら添付されない状況だったりするもので、最初のうちはずいぶん戸惑ったものです。

レンズレビューに作法などというものはありませんから、まあ好きにやればよろしいんでありますが、最近では、むしろ撮れる人ほど「うんうん、良いね……」と黙って撮ってレビューもしないで好きに写真を作っている可能性が高いから余計に出てこないんでは、という気すらしてきました。もともとツァイスが少数派で、さらにMFのレンズなんていうとさらに使いたがる人が減りますからね。AF全盛の時代においてはかなりの変わりもの扱いです。

 

しかし、このレンズはAF設計ながら、やっぱりLA-EA4を使っても実用レベルでAFが動作してくれないのでAF使用。だとしても、そのめんどくささをクリアするだけの価値がちゃんとあるんです。

 

 

 

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